Treatment診療案内
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顕微鏡歯科治療・根管治療
- 顕微鏡歯科治療
- 狭くて暗い口の中を肉眼で全て見て治療することはとても難しく、殆どの場合手探りで治療せざるを得ません。
そのため、どうしても虫歯や詰め物の不適合の見落とし、根管治療が不十分になるなどして、患者さん自身が自覚症状を感じる頃には状態がさらに悪くなってしまうということがあります。
ルーペ(メガネタイプや頭に装着するタイプ:2〜8倍程度)を用いることで、肉眼よりも高い倍率での治療が可能と成なりますが、手術用顕微鏡ではさらに高倍率の20倍まで拡大することができるため、 今まで以上に正確で確実な診断、正確で確実な治療ができるようになりました。
また、顕微鏡にデジタルビデオカメラを装着して治療中に歯科医師が見ている画像を録画することで、実際に患者さんにも動画を見てもらいながら説明することができます。
歯の治療といっても、実際今まで自分がどんな治療を受けてきたのかご存じない方が多いと思います。 治療内容によっては健康保険適応となりますので、詳しくは歯の状態を見せていただいた上でご説明させていただきます。
- 根管治療
- 歯の中には顎の骨から続く神経や血管が通っており、これを歯髄と言います。
この歯髄は外傷や虫歯が進行することなどにより細菌感染を受けると、痛みが出たり、歯茎が腫れたりすることがあります。
このような場合、感染している神経を除去して根の中を消毒する、根管(歯髄が入っている管)治療を行います。
根管治療は通常1〜3回程度かかりますが、感染の状態によっては5回程かかることもあり、その後、補強をして冠を被せる必要があります。
歯根は歯の基礎となる部分であり、根の中はとても複雑な構造をしているため、歯科治療の中でも難しい分野の治療となりますが、当院副院長は、 歯周病治療と共に根管治療も専門的に勉強してまいりましたので、他院にて残せないと言われた、根の治療をしてもすぐに悪くなるといったことでお悩みの方は、是非一度ご相談ください。
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インプラント治療
インプラントとは、虫歯や歯周病、歯根破折などが原因で歯が失われた場所に、インプラントという人工的な歯根を埋め、人工の歯冠を作る治療法です。 インプラントは、天然の歯と同じような噛み心地と外見を回復することができ、ブリッジのように両側の健康な歯を削ったり、入れ歯のようにバネで両側の歯を痛めたりすることがありません。
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オールオン4
All on 4とは4本もしくは6本のインプラントを顎の骨の中に埋め込み口の中の歯全体を固定式の義歯にすることができるというインプラント治療です。
歯を全て失うと総入れ歯を使用していただくことになりますが、総入れ歯はやはりお口の中で動いてしまうので安定性が悪く、しっかり噛むということが難しくなります。
そのような問題点を解決するためにインプラントを骨の中で固定をし、さらに義歯をネジで固定することにより動かず、安定ししっかりと噛める状態をつくっていきます。
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歯牙移植
一般的に虫歯などで歯を抜歯した後は、入れ歯・ブリッジ・インプラントを用いて欠損した部分を補います。 それに加え、当院では状態の良い親知らずがある場合、ご自分の親知らずを移植することにより、欠損した部分にもう一度天然歯を補う歯牙移植を行っています。
歯牙移植は、ブリッジのように隣在歯を削ることもなく、うまく生着すれば元の歯と同じように機能させることができます。
ただし、移植には様々な条件があり、移植に適したドナー歯があるか、その大きさや状態、歯周病の有無など、CTを用いた詳しい検査が必要です。
親知らずの状態はお一人お一人異なり、早めに抜歯をした方が良い場合もあれば、将来的に移植が必要そうな場所があれば、あえて抜かない方が良い場合もあります。
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歯周病治療
今や成人の8割は歯周病に罹患しており、歯を失う原因第1位となっています。 歯周病は歯石などに潜む歯周病菌が出す毒素により、歯を支える骨を溶かすだけでなく、心筋梗塞や動脈硬化、肺炎、早産などを引き起こしやすくなります。
まさに、歯だけでなく全身に影響を及ぼすもので、早期発見と早期治療が必要となりますが、歯周病にならないように歯科医院に通っているという方は少なく、歯周病になったから来院する、 歯周病治療後に再発しないよう通院する方がほとんどなのが実情です。
1.歯茎が赤く腫れている
2.歯を磨くと血が出る
3.歯茎が下がって歯が長くなってきた
4.冷水がしみる
5.歯間に物が詰まりやすくなった
6.歯がグラつく
7.口臭が気になる
8.歯茎から膿が出る
などといった症状に1つでも当てはまる方は歯周病の可能性があります。
歯周病の程度(軽度・中等度・重度)により必要な検査、治療方法、治療回数が異なりますので、まずはご自身の状態を知るために早めに検査を受けることをお勧めします。
また、他院にて抜歯を勧められた方でも、状態や歯周外科手術などにより保存できる場合がありますので、歯周病専門医にお尋ねください。
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歯ぐき移植
矯正治療後や、経年とともに歯ぐきが退縮して歯の根っこ露出することがあります。
そのようなときに歯の根っこの表面に自分の歯ぐきを移植して退縮した歯の根っこの表面をカバーします。
インプラントの周りにもできるだけ健全な歯肉が必要ですので、必要な症例にはインプラントの周りにも歯ぐきを移植することがあります。
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親知らず抜歯
近年では、親知らずが元々無かったり、あってもまっすぐ生えきれなかったりする方が多くいらっしゃいます。
親知らずの状態によっては歯茎が腫れる、親知らずや隣の歯が虫歯になる、他の歯の歯並びに影響を与えるといったことがあるため、早めに抜歯した方が良い場合もあります。
当院ではCTも完備しておりますので、状態を詳細に把握して親知らずの抜歯をすることが可能です。
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ホワイトニング
ご自身の歯の色、気になりませんか?
佐藤歯科クリニックでは皆様の素敵な笑顔をさらに美しくするために、歯のホワイトニングにも力を入れています。
荒い研磨剤を使ったり、マニキュアを塗るのではなく、ご自身の歯を傷つけずに歯の中から漂白することで、自然な明るい色へ導きます。- オフィスホワイトニング
- 歯科医院で施術を行うホワイトニングです。
高濃度の薬剤を歯に塗布し、漂白作用を促進するホワイトニング専用ライトを照射して化学反応を起こすことで、歯の表面だけでなく中まで浸透した着色を漂白します。
ご自身の歯の色や質によりますが、高濃度の薬剤を使用できるため即効性があり、1回の施術でご自身の歯より1段階~5段階明るくなる見込みがあります。
当院では施術(1回1時間程度)に2回来院していただくことを1セットとしており、1回目から2回目の間隔を1週間ほど開けて行います。
結婚式前のブライダルホワイトニングにも対応しております。ご希望に沿うためできるだけ期間に余裕を持ってご予約ください。
- ホームホワイトニング
- 歯科医院で患者さん個人の歯列に合ったマウスピース(トレー)を上下顎、作成します。
ご自宅でマウスピースにジェル状の薬剤を塗布し、寝ている間などに装着していただき、じっくり漂白していきます。
トレー作成後は歯科医院へ来院する必要がないため、お好きなときにいつでもホワイトニングを行うことが可能です。
オフィスホワイトニングよりも低濃度の薬剤となりますので、徐々に効果があらわれます。 ジェルのみの追加販売も行っております。
- デュアルホワイトニング
- オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせたホワイトニングです。
オフィスホワイトニングで白くなった歯の色を維持しながら、さらに効果を得るためホームホワイトニングを併用することをお勧めします。
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審美歯科
審美歯科というのは、治療が必要な歯だけを機能的に回復させるだけではなく、歯肉の色や見え方、歯の形態や色、歯並びなど口腔全体が健康で美しくなることを目的とした治療です。
口元の印象は、その人の印象に大きな影響を与えるものですので、お一人お一人の気になる点を踏まえて、トータルでご提案いたします。
予防や審美だけを目的とした治療は保険が効きませんので、自費治療となります。
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矯正歯科
当院では現在専門的な矯正治療は行っておりません。ごく限られた部位、本数だけの小矯正は行っています。全顎矯正は専門医に紹介させていただきます。
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予防歯科
歯の治療が必要になる前に「予め病気になるのを防ぐ」、それが予防歯科です。
実は、痛くなってから治療するのでは、人工物で修復することができても、歯は再生能力のない硬組織でできているため再生することは不可能なのです。
急に虫歯や歯周病になるのではありません、日々のセルフケア(ご自身でのケア)の積み重ねの結果、少しずつ虫歯や歯周病は進行していきます。
磨いているつもりでも、どこかに磨き残しがあればそれがいつか症状として現れる日が来ます。
治療法や修復するために使われる材料は日々進歩していますが、治療を行った歯は、天然の歯と比較すると寿命が短くなりますので、まずはご自身のセルフケアを歯科医師、歯科衛生士のチェックのもと見直し、是非ご自宅でのセルフケアを充実したものとし、定期的な歯科医院でのプロフェッショナルケアで予防をしましょう。 歯の治療が必要な方は、治療をしながら清掃指導を行います。
治療が終わっても、それで終わりではありません.治療が必要になったということは、虫歯や歯周病にまた罹患する可能性が高いので、メインテナンスで再発予防を行うことをお勧めします。